アトピー性皮膚炎の原因の1つダニ対策

アトピー性皮膚炎の原因は、まだ解明されていませんが、大きく2つが関与しているといわれています。

 

  1. 体質に関する要因
  2. 環境に関する要因

体質に関する要因は、
元々、肌のバリア機能が弱いなど、体に素因がある場合です。

 

そてに対し、環境に関する要因は、

  • ダニ
  • 食べ物
  • ストレス
  • 化粧品
  • カビ
  • 花粉
  • 動物の毛

など生活する上で普段から接しているものです。

 

その中でも、多いのがダニアレルギーによるアトピー性皮膚炎です。
ダニ原因となる病気には、アトピー性皮膚炎以外にも

  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎
  • 感染症
  • 皮膚炎
  • 虫刺症

などがあります。以下は、重度のアトピー患者の主要アレルゲンを円グラフにして表したものです。
これをみると、チリダニ(ヤケヒョウダニ)が断トツに多いことが分かります。
(参考:日経スタイル)

 

重症アトピー患者の主要アレルゲン

出典元:日経スタイル

 

重症アトピー患者を悩ませるチリダニとは?

アトピー疾患の中でも重度の方が掛かるケースが多いのが、チリダニです。

 

チリダニには種類が幾つかありますが、その中でも多いのが、ヤケヒョウダニです。
また、ヤケヒョウダニは、アレルギー検査(Viewアレルギー39)にも含まれています。

 

ヤケヒョウダニ View

 

アトピーの原因となるヤケヒョウダニはどこに多い?

アトピー性皮膚炎の原因となるヤケヒョウダニの居場所。
ここでは、室内で多いダニの生息域をご紹介します。

 

赤ちゃん、子供のいるお部屋

赤ちゃんや子供は、肌の新陳代謝が盛んです。
そのため、大人より、垢やフケが多くでます。

 

実は、ダニの好物は、このアカやフケです。特に、布団の中は、湿度、温度ともに適温に近くなるため、増殖しやすい環境にあるんです。

 

布団

布団に入ると、人間のカラダで温度が上がりますよね。
そして、人は、寝ている間、一晩にコップ1杯分の汗をかくと言われています。

 

つまり、布団はダニにとっては、湿度・温度ともに最適な環境
しかも、フケ・アカも溜まりやすい場所です。

 

ソファー

ソファーの中でも比較的多い場所が、背もたれの低い箇所
食べ物のカスや湿度がこもりやすい環境です。

 

また、ペットを飼っている場合は、ソファーに毛などのゴミが溜まりやすい箇所です。

 

じゅうたん・カーペット

じゅうたんやカーペットは、食べ物のカスが落ちやすい場所です。
掃除機をかけても、大きなゴミは吸い取れますが、絨毯のすき間に入ったチリまでは簡単に取り除けません。

 

そんなすき間にダニは繁殖しています。

 

アトピー性皮膚炎のヤケヒョウダニ対策は?

ヤケヒョウダニを退治するためには、清潔な環境で過ごす必要がりますが、既に発生してしまっているダニを先に退治しなければなりません。

 

ここでは、その効果的な対策をご紹介します。

 

部屋の清掃をこまめにおこなう。

特に、布団、カーペット、ソファー、子供部屋は念入りに清掃を行いましょう。

 

湿度を55%以下にする

ヤケヒョウダニは、湿度55%以下になると、死滅します。
そのため、部屋全体はもちろんのこと、部屋に湿気がこもらない環境にすることも大切です。
湿度計を置いておきましょう。

 

燻煙剤(くんえんざい)を使う

燻煙剤とは、蚊取り線香のように、燃やしながら、有効成分を発生させ、ダニを死滅させる薬剤です。
使っている間は、部屋に入ることが出来ませんが、清掃が難しい場所(クローゼット、戸棚、ベッドの下)などに使うこともできます。

 

ダニ捕りマット

ダニ捕りマットは、市販、通販でも販売されており、2000円程度で数枚入ったものが購入できます。
これを布団のシーツの下に置いたりすることで、3ヵ月間程、利用できます。

 

もちろん、ダニの数にもよりますが、1つの有効手段です。

 

ダニ駆除業者に依頼する

ダニ駆除専門の業者に依頼する方法もあります。
料金は、10平米あたり、1万から3万円程度です。

 

ただ、料金が一般の方法に比べ高いため、Viewアレルギーで検査した結果、ダニアレルギーが原因のアトピー性皮膚炎と分ってからでも遅くはありません。

 

まずは、日頃から出来ることから始めてみましょう。

 

特に、寝ている間に、カラダをボリボリ掻かいてフケを落とさないためにも、まずは毎日のカラダの汚れと保湿機能もあるアトピー石鹸もおすすめです。

 

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