アトピー性皮膚炎の完治へ向けて

アトピー性皮膚炎は、厚生労働省の患者調査によると2014年で45万6千人となり、30年前の2倍にまで増えているといいます。

 

年齢別にみると、

・0歳〜19歳 36%
・20歳〜44歳 44%
・45歳以降 20%

年齢は関係なく誰もが発症しうることを示しています。

 

アトピーの治療は、日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインに基づいて、治療がおこなわれます。

 

そこで、使用されるのがステロイドです。
ステロイドは、痒みを抑える強力な薬ですが、長年使い続けていると、人によっては効果がなくなる、効き目が弱くなることがあります。

 

ただ、ステロイドを使わないと、重症なアトピーの場合、肌は真っ白、痒みが酷くなり、掻きむしってしまい黄色い汁がしみ出るほど辛い症状になります。

 

そんなステロイド生活から抜け出しアトピーを完治させている方もいます。
その方法の1つがオメガ3とオメガ6のバランスを意識した食事療法です。

 

オメガ3の摂取が減りやすい=アトピー性皮膚炎増加の時代へ

日頃の食事。あまり気づかないですが、世の中の流れ、時代の流れによって食べるものも変わってきます。
例えば、ファーストフードやコンビニ。

 

夜遅くまで営業していますし、メニューも豊富です。
しかも、美味しそうなメニューばかりです。

 

ただ、美味しそうに見えるものは、たいてい脂がのっている場合が多いんですよね。
ついつい買ってしまいます。(笑)

 

ただ、この生活を続けてしまうと、知らず知らずのうちに、アトピー性皮膚炎にとって腸内環境も変わってしまいます。

 

下のグラフを見てください。
2006年(平成18年)を境に、食卓から魚が減り、肉が増えていることが分かります。

肉重視 魚離れ

 

肉類は、オメガ6。魚は、オメガ3が多く含まれている食材です。
時代とともに、オメガ6が増え、オメガ3が減っていくことが、統計データでも分かります。

 

アトピー性皮膚炎の理想的なオメガ6とオメガ3の割合とは?

オメガ6とオメガ3の理想的な割合は、4:1です。

 

オメガ6⇒8割
オメガ3⇒2割

 

オメガ6の割合は8割と考えると、数値が高いように見えますよね。
では、洋食中心の方の場合、どのようになっているかというと、以下の可能性があります。

オメガ3とオメガ6のバランス

出典元:第一薬品工業 https://www.d1yk.co.jp/info_health/2019/10/post-50.html

 

オメガ6を減らし、オメガ3を増やすためには、特別なことをする必要はなく、簡単にできます。
それが、置き換える方法です。

 

オメガ6をオメガ3に置き換え

・肉(オメガ6)⇒魚へ置き換え
・つな缶(オメガ3)+マヨネーズ(オメガ6)⇒つな缶(オメガ3)+ノンオイル(オメガ3)へ置き換え
・ドレッシング(オメガ6)⇒アマニ油、エゴマ油へ置き換え
・炒め物+植物油(オメガ6)⇒炒め物+オリーブオイル(オメガ9)へ置き換え

 

このように、使う油をオメガ6からオメガ3に一工夫するだけです。

 

オメガ3とは?
オメガ3は、別名n-3、ω3系と呼ばれます。オメガ3は、脂肪酸で、炭素・酸素・水素の原子が組み合わさり、結合の仕方で種類が変わります。
オメガ3系の代表的な脂肪酸は、

  • αーリノレン酸(体内で作ることのできない必須脂肪酸)
  • DHA(ドコサヘキサエン酸)
  • EPA(エイコサペンタエン酸)

などがあります。
食品では、亜麻仁油、青魚、えごま油などに含まれています。

 

アトピー性皮膚炎は摂取する油のバランスに注意する

アトピー性皮膚炎は、日頃できる食事の見直し(特に油)が大切です。
特に、肌の再生、免疫力は、全て口から入る食事が栄養源です。

 

アトピー性皮膚炎を完治している方は、普段の食事の中で、オメガ3を増やし、オメガ6を減らす方法で完治している方が数多くいます。

 

オメガ3、6のバランスは、置き換えで十分対応できます。
無理してサプリのような高価なものを買わなくても、日常生活の中で今日から出来ることです。

 

これは、アトピー性皮膚炎に限らず、生活習慣病にも関わってくるため、もし、普段食べている油はどうなのか、チェックしてみるだけでも大きな変化になるかもしれません。
下は、日経ヘルスUPで掲載している食事のバランス(オメガ3とオメガ6)が上手くまとまっている図解です。

オメガ3とオメガ6のバランス

出典元:日経 ヘルスUP健康づくり https://style.nikkei.com/article/DGXKZO07062900Z00C16A9W13001/

 

ぜひ、明日からでも食事の油の見直しの参考にして頂けたらと思います。

 

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